千葉工業大学

入試情報 研究センター お知らせ 学長だより
現在の仕事
 
介護現場の負担軽減やケアの質向上につながる介護テクノロジーを研究開発し、製品化から国内外への普及まで一貫して取り組んでいます。
また、介護の願いを「ねかいごと」という言葉に込め、現場の声を受け止め、その実現につなげる活動も行っています。
研究を行うだけでなく、研究開発から製品化、そして社会への普及までを実践する立場として、介護の現場が抱える課題と向き合っています。
 
「研究開発の道で生きていく」ために——博士後期課程へ進学した理由
 
今後も、研究開発の道で生きていく上で、博士後期課程で学ぶことが重要だと教授陣から勧められたことが、大きなきっかけでした。
同時に、起業後の自分自身の勘と経験を言語化し、体系的に捉え直したいという思いもありました。
研究開発の現場で積み重ねてきた経験を、自分自身の中にとどめるのではなく、博士課程で改めて整理し、言葉や論理として捉え直していくことも、進学理由の一つでした。
 
博士後期課程で身に付いた「知力」
 
博士後期課程では、自分の研究や活動を俯瞰し、論理を何段も何段も積み重ねる、体力ならぬ「知力」を身に付ける結果となりました。
知力に持久力が求められることは、博士課程の中での研究活動を通じて思い知らされました。
一つのことを深く掘り下げるだけでなく、自分が今何をしているのかを俯瞰し、考えを整理し、論理を積み重ねていく。その繰り返しが、現在の仕事にもつながる力になっています。
 
博士課程で培った「知力」が、経営の現場で生きている
 
経営者には、事業の理想を描くだけでなく、金融機関や投資家にその可能性を示す道筋を説明し、資金調達につなげる役割もあります。そこで求められるのは、まさに論語と算盤そのものです。
理想と現実を立体的に編み上げる知力戦を戦い抜く力は、博士課程で培われ、今では私の血肉となっています!
研究の中で培った、物事を多面的に捉え、論理を積み重ねて考える力は、現在の経営の現場でも生かされています。研究と経営は一見異なるように見えても、複雑な課題に向き合い、さまざまな条件を考えながら一つの答えを導いていくという点では、共通する部分があるのかもしれません。
 
博士後期課程を目指す学生のみなさんへ
 
宇井さんが博士課程に入るか悩んでいた時、先輩の博士から、こんな言葉を聞いたそうです。
「博士とは足の裏についた米粒と一緒で、取らないと気になるけど、取ってもご飯(=給与)は食えない」
「これはその通りです」と宇井さんは振り返ります。
研究の道で生きるなら、博士を取らないことはやはり気になる。でも、博士を取っても研究者としてのスタートラインに立っただけになります。
でも逆にいうと、取らないとスタートラインにすら立てない。
もしあなたが研究の道でこれからも生きたいと思っているなら、ぜひ、迷わずに進学をしましょう。
私は博士を取れた時、多くの研究者に、
「ようこそ、“こちらの世界”へ」
と言われました。
皆さんが“こちらの世界”へ来る日を、私も楽しみにしています!

ヘルプパッド

 ヘルプパッドは、ベッドに敷くだけでおむつ内の尿と便を検知する排泄見守りセンサーです。おむつ内の状態を見える化し、最適なおむつ交換のタイミングを把握できます。蓄積した排泄データから一人ひとりの排泄傾向を把握し、根拠に基づく排泄ケアを支援。ご利用者の尊厳や睡眠に配慮しながら、ケアの質の向上、業務負担の軽減、施設全体の生産性向上に貢献します。
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