千葉工業大学

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現在の仕事
 
現在は大学教員として、学生の教育・研究指導を行うとともに、CVD・プラズマプロセスを用いたダイヤモンドやDLCなどの高機能薄膜の研究開発に取り組んでいます。
特に、高硬度・低摩擦・高耐久性を実現する新しいコーティング技術の開発を進めています。また、企業との共同研究を通じて、研究成果の社会実装にも取り組んでいます。
研究者として専門分野を追究するだけでなく、学生の研究を指導し、企業との共同研究にも携わるなど、研究・教育・社会との接点を広げながら活動しています。
 
「研究をさらに深く、とことん突き詰めたい」——博士後期課程へ進学した理由
 
学部4年生から取り組んできた研究を、さらに深く、とことん突き詰めたいと思ったことが進学のきっかけでした。
人生の中で研究にこれほど打ち込める機会は今しかないと考えました。
また、世界でまだ誰も知らないことを自分自身の手で明らかにしたい、企業では取り組むことが難しい基礎的かつ困難な研究テーマだからこそ、今挑戦したいと思い、博士後期課程への進学を決めました。
 
「答えのない課題」に向き合う中で身に付いた力
 
博士後期課程では、答えのない課題に向き合い、文献を調査し、自ら仮説を立て、試行錯誤を重ねながら一つの結論にたどり着くまで研究をやり抜く力を培いました。
その過程で、自分の強みとなる専門性を深める一方、自分だけでは解決できない課題については、企業の方や他分野の研究者に積極的に意見や助言を求めることの大切さも学びました。
こうした経験を通して、研究を進めるための考察力や粘り強さだけでなく、困難な課題にも諦めず挑戦し続ける研究者としての基礎体力が身に付いたと感じています。
 
博士課程で培った力が、現在の研究活動につながっている
 
博士後期課程で培った専門性に加え、答えのない課題に対して粘り強く考え、周囲の研究者や企業の方と議論しながら解決策を見いだす力は、現在の研究活動の基盤となっています。
窒化炭素の研究で得たCVDやプラズマに関する知識は、現在のダイヤモンドやDLCの研究にも発展的に生かされています。
また、専門の異なる研究者や企業と積極的に連携する姿勢は、新しい研究テーマの創出や共同研究、学生の研究指導にもつながっています。
博士後期課程で培った専門性が現在の研究テーマへと発展しているだけでなく、研究を進める中で身に付けた考察力や他者と協力して課題を解決する姿勢も、現在の活動を支える大切な力となっています。
 
博士後期課程を目指す学生のみなさんへ
 
博士後期課程は、自分の興味をとことん追究できる、他ではなかなか得られない貴重な時間です。
研究は決して楽なことばかりではありませんが、苦しさも含めて研究に没頭する時間は、とても楽しく、かけがえのない経験になります。
世界には同じように挑戦する博士課程の学生がたくさんいます。そこで培う専門性や洞察力、発想力、そして自ら道を切り拓く力は、自分だけの強みとなり、将来の可能性を大きく広げてくれます。
進学を考えているなら、ぜひその一歩を踏み出してほしいと思います。